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新居浜市萩生のQ様邸

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Q様邸 完成写真

2024-01-10
新居浜市萩生のQ様邸


建前から約7ヵ月。無事引き渡しを終えました。
完成して写真撮影をしていると、撮る箇所が非常に多く感じる個性的な仕上がりとなりました。

外観は立派な飛び石から御影石を介して玄関へと導く旅館のような動線、あまりにも立派な庭石はお施主様が自ら選定したこだわりの一石。

美しい曲線を描いた屋根には菊間瓦が輝きを放ち、その個性に負けない400×200のタイルを全面に張ることで1辺約20mの平屋の外壁がより広く感じるすばらしい仕上がりになりました。


その飛び石を介して玄関扉を開けると、足元は赤がアクセントになっている洗い出しコンクリート、玄関框と化粧柱はケヤキ、床材は高級材として知られるカリン。

正面は半月をイメージした造作垂れ壁、壁紙に白、黒、紅葉柄を使うことで『和』の雰囲気を作り出しました、さらに畳を敷き、お施主様の私物の刀を飾ることで戦国時代のような渋い仕上がりに。

LDKに入るとまず目を引くのは3m近いブビンガの造作机、このブビンガは計画初期段階でお施主様が選定したこだわりの一枚。

足を入れて食卓を囲めるのが理想とのことだったので、掘りごたつのように床を一段さげての計画になりました。

LDKにはさらに2本のケヤキの柱、お酒を飾れるタモの棚板、扉はすべて職人による造作扉、かなり個性の強いものばかりなので、全体的に間接照明を多用することでその個性をより生かす照明計画としました。

色々なことに挑戦して、出来ないという言葉は使わない、そんなお施主様の思いの詰まった完成になりました。

Q様邸

2023-12-05
新居浜市萩生のQ様邸


建前から約6ヵ月。内部はクロス工事を終えました。
『個性は強くもあっさりと』をコンセプトに基本的にはお施主様の直感を頼りに壁紙の決定に至りました。

常に誰もやっていないことを、この意識を大切にしているお施主様なので、決定にも迷いがなくカタログを見ながらバシバシと決めていただきました。

ベースはシンプルなホワイト、その中にも黒や赤を使いうまく空間を引き締めています。

特に玄関ホール正面の美しい曲線壁にはこだわりの紅葉柄をチョイス、ここに畳を施工し、刀や骨董品で和の空間をつくるそうです。

外部は造園施工中です。人の目が気になる南面には大きな庭石と擁壁を目隠しに。

擁壁は1枚1枚に浮造り加工を施した杉板を張り合わせ、それで枠をつくりコンクリートを流し込むことで美しい木目が表現されています。

玄関ホール土間は粗目の洗い出しに、どこをみても飽きのこない個の集合体に仕上がってきました。

家全体のバランスを考えながらの造園、これからさらに完成に向け『和』が高められていく予定です。

Q様邸

2023-11-04
新居浜市萩生のQ様邸


建前から約5ヵ月。収納内部の棚取り付けや造作洗面台、建具の取り付けを終え、内部はクロス、設備機器の取り付けをのこすのみ、完成が近づいてきました。

収納内部の棚は汚れや傷、掃除のしやすさからウッドワンの仕上げてる棚板(既製品)をチョイス。施工効率も良く色は9種類と豊富。

1番の良さは建具の色と同色にできるため一体感があること、住宅全体で統一性があり、無垢材は見た目、消臭性、調湿性は高いものの傷はつきやすい面もあるので、そこが気になる方にはおすすめです。

造作洗面台の一枚板は、お施主様が材木屋に行き気に入ったものを加工しました。
自然にできた傷や節穴はそのまま残し、表面は浮造り加工にしました。

造作洗面台の足も勿論無垢材、内部も杉の板張りにすることで職人の手作り感と緑の美しい陶器がうまく個性を引き出しあっています。



Q様邸

2023-10-04
新居浜市萩生のQ様邸


建前から約4ヵ月。外部はタイル施工を終えました。
菊間瓦のむくり屋根にタイルを組み合わせるという斬新な発想、菊間瓦は『和』タイルは『洋』の象徴、和モダン最上級の仕上がりになりました。

外壁をタイルにすることでコーキングレス、基本的には生涯メンテナンスフリー、資産価値としても塗装サイディングやガルバリウムなどのように劣化することもなく、先行投資にはなりますが費用以上の満足感はあると思います。

内部は床の施工後、壁を施工中です。Q様邸は床面積が広く各部屋も広々と空間が確保できているため、生活に狭さからくるストレスがありません。

玄関扉を開けると三日月型の創作壁が迎えてくれ、手洗いの1枚板の無垢杉板には浮造り加工を施しました。

浮造り加工にすることで経年とともに色の深みがでやすく、手触りも抜群。
LDKにはお施主様ご自身が木材屋まで足を運び選定したタモの酒造棚、主寝室は間接照明が照らすラグジュアリーな雰囲気を計画。

居室建具はすべて職人による造作扉、LDKのど真ん中には掘りごたつ、そこには今では中々目にすることも少ないブビンガの造作テーブルを現在制作中です。

まだ完成までは少しかかりそうですが、お施主様がテーマとしている他にない個性が集まった住宅になると思います。


Q様邸

2023-09-06
新居浜市萩生のQ様邸


建前から約3ヵ月。外部は少しずつではありますがタイルの施工が始まりました。

横幅400mm×縦幅200mm、これをバランスよく張るためのタイル割りからスタート、家の長さ、バランス、出隅入隅を考えての施工、ペンで下書きをしながら少しずつ丁寧に張り進めていきます、3人で約1ヵ月の施工期間を設けているので、完成した時には人の思考や技術が目に見える素晴らしい仕上がりになると思います。

内部は床を施工中です、メインのLDKは世界3大銘木のチーク、木は固く水にも強く、油分を多く含んでいるため5年後10年後の経年変化が美しく激しい、何十年もかけどんどんと色濃くツルっとした美しい仕上がりになると思います。

水回りには少し珍しいタイル調の楽LOCK。タイルではいくら断熱をしたところで陶器の表面温度の低さで足元がヒンヤリとする、奥様が足元が冷えるのは苦手とのことでの今回の床材のチョイス、これだと足元の冷えも抑えられます。

玄関ホールの框はケヤキ、床材にはカリン、互いに個性が強く面白い組み合わせは、Q様邸でしか見られない正に家の顔となると思います。
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